我が家のコペンも初年度登録の2002年からすでに19年という歳月が経過しており、純正色のブライトシルバーメタリックもかなりくたびれてきました。
それに加えお決まりのリアフェンダーに錆が浮いてきたり
フロントフェンダーの飛び石跡が錆びてきたり
よくみると前オーナーが自前塗装したドアミラーだったり(最近気づいた^^;)
とにかくあちらこちらが気になりだしたので、近々全塗装を行う予定で、そんなことを友人と酒を飲みながら話してたら、
「全塗装したらすぐガラスコーティングしといたほうがええで」
という話になり、友人のおすすめとやらのガラスコーティング剤を教えてもらいました。
それがこちら↓
正式名称は「ギガクリスタルMK-10H」だそうです。
友人が施工した残りのガラスコーティングセット一式をくれるというので、試しに嫁さんの車であるワゴンRスティングレーギガクリスタルでガラスコーティングしてみました。
半分くらいしかないけど足りるんかいな。。^^;
まあとりあえず試してみて、良さげなら改めて購入し全塗装後のコペンにも施工することにします。
ワゴンRスティングレーにガラスコーティングを施工してみた
嫁さんの車のワゴンRスティングレーは新車で購入して大体1年半ぐらい経ってます。
ボディカラーはアーバンブラウンパールメタリックという濃色のメタリックで、大きな傷こそありませんが、ボディ表面には細かな線状の傷や雨染みがちらほらと目立つといったところです。
なのでガラスコーティングの施工にあたっては細かい傷や雨染みをまずは落とす下地処理から始めました。
下地処理クリーナーで磨く
コンパウンドで消すほどの大きな傷もないのでとりあえずオートバックスに売ってた下地処理クリーナーで磨きました。
このクリーナーも研磨剤は含まれていますがコンパウンドほど強力ではないといった感じですね。
クリーナーでの下地処理が完了したら、一回ボディ全体を水洗いします。
水洗いする理由はボディに付着したクリーナーの粉を洗い流すためです。
このクリーナーは粉が残りやすくちょっと失敗でしたね。。
洗い流すのも結構手間がかかりました。探せばもうちょっといいのがあるかもしれません。
脱脂作業
シリコンリムーバーを使ってボディ表面を脱脂します。
シリコンリムーバーは有機溶剤で、塗装面に直接吹き付けると塗装を痛めそうなのできれいなウエスに吹き付けてから脱脂しました。
ガラスコーティングの施工
脱脂が完了したらギガクリスタルでガラスコーティングを施工しますが、このギガクリスタルは水溶性なので揮発しづらく、石油系のガラスコーティング剤みたいに塗ってる端から揮発してムラになるといったことがないそうです。
また揮発しづらいので車全体を一気にコーティングでき、ある程度乾かして水で洗い流せば施工が完了するとのことなので、ムラにならないように素早くふき取りながらコーティングしないといけない石油系にくらべるとかなり施工性がいいですね。
付属のスポンジを水で濡らして固く絞ったら
ギガクリスタルを数滴つけてコーティングしていきます。
たしかにスイスイ伸びて塗りやすい。
ただスポンジが乾くと滑りが悪くなって塗りづらくなるので、乾いたかな?って思ったらまた水で濡らし固く絞って施工するといった感じですね。
とりあえず全体にガラスコーティングを塗り終えた状態。
写真ではわかりづらいですが、ボディ表面に縞状にコーティング剤が付着しています。
このまま乾いたらムラになるんちゃうかな??って若干不安を感じながらも、約1時間ほど乾かします。
余剰成分を水洗いで流す
小一時間ほど乾燥させたら、ボディ表面に付いているガラスコーティングの余剰成分を洗い流します。
水をかけながら付属しているマイクロファイバータオルを使って洗い流します。
軽くなでるような感じで洗い流すだけでムラも残らずきれいになりました。
ガラスコーティングの効果はいかに!?
これでいったんガラスコーティングの施工は完了ですが、その効果はというと
おお!!!
ピカピカ!
というかヌルテカという感じですね!
濡れたような深みのある艶になり、これまた写真ではわかりづらいのですが明らかにボディ表面に透明の厚い被膜が作られているのがわかります。
周りの風景の映り込みも施工前とは全然違います。
素晴らしい^^
正直ここまで深みのある艶になるとは思ってませんでした。
下地処理は結構大変でしたが、頑張った甲斐はあったかなといったところです。
完全硬化するまで雨は厳禁
取説というか施工マニュアルによれば、このギガクリスタルは完全に硬化するまで5日間かかるそうで、その間に雨などの水分が付着すると硬化途中のコーティング剤と反応してしまい、表面に雨染みができてしまうそうです。
我が家はコペンとともに雨ざらしの青空駐車なのと、嫁さんも毎日の通勤に使うので出先の天気予報が急に変わったりすることを考えると、5日間絶対雨に濡れない状態を維持するのは無理です。
なので完全硬化するまでのガラスコーティング剤を水分から保護するために、施工したガラスコーティングの上にガラス系のコーティングを施して犠牲被膜というものを作っておきます。
こちらが付属している犠牲皮膜を作るためのガラス系コーティング剤ですが、オートバックスなどで売っている市販のガラス系のコーティング剤でも代用可能とのことです。
まとめ
ギガクリスタルを使って車のガラスコーティングをDIYでやってみましたが、特に難しいとか失敗したということもなく、仕上がりも素人仕事にしては上出来です^^
やはり水溶性は施工がしやすいですね。
石油系のガラスコーティングのように塗ってる端からみるみる乾いてムラになるという心配がないのがよかったです。
本格的なガラスコーティングって結構手間で難しいイメージがありましたが、これならだれでも失敗することなく施工できるんじゃないかなと思います。
で、コペンを全塗装したらガラスコーティングする?
というわけで、コペンも全塗装したらギガクリスタルでガラスコーティングを施工する予定です。
今回ワゴンRスティングレーに施工してみて一番大変だったのは、コーティング前の小傷消しなどの下地処理です。
下地処理でガラスコーティングの寿命や仕上がりの状態は全然変わってきますが、新車直後で塗装面に小傷などがなければ下地処理は不要となるので、全塗装が上がってきたらすぐにガラスコーティングを施工しようと思っています。
ギガクリスタルの価格
最後にギガクリスタルの価格ですが、友人は8,000円くらいと言っていたので楽天で調べてみると、10,000円~12,000円くらいで販売されてました。
ギガクリスタルの販売元の株式会社トータルネットぷらんにんぐの公式HPでは7,980円(税込)+送料750円のTOTAL8,730円で購入することができます。
なので購入するならギガクリスタルの公式HPから直に購入するほうが安く買えますね。
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